Uplink Trace とは
Uplink Trace は、オープンデータのみを基盤として構築されたネットワーク発信元分析ツールです。IP アドレスをトレースすると、公開ソースから調査情報をまとめてご提供します。位置情報は DB-IP Lite データベースから、自律システム名は RIPE レジストリのデータから、逆引き DNS はグローバルな DNS そのものから取得しています。非公開データベースから情報を抜き取ることは一切なく、結果に架空の情報が含まれることもありません。8.8.8.8 の調査情報で実際の例をご覧いただけます。
他とどう違うのか
多くの検索サイトは地図にピンを立て、実際には存在しない精度をあると思わせてしまいます。Uplink Trace はその逆を行います。
- 誠実な信頼度評価。調査情報の各項目には、現実の正確さを反映した評価が付いています。国レベルの位置情報は信頼できますが(おおよそ 95〜99 パーセント)、地域や都市はかなり精度が下がり、モバイルや VPN 接続では誤りが頻繁に生じます。
- 偽のピンではなく、推定エリアの円。番地レベルのマーカーは虚構になってしまうため、Uplink Trace は地図上に番地レベルのマーカーではなく、おおよその地域を表示します。
- データセンターおよび VPN のフラグ付け。AS 事業者名に基づき、ホスティングや VPN の可能性が高い範囲をヒューリスティックにフラグ付けします。フラグは常に確定ではなく可能性が高いと表示されます。それが証拠から裏付けられる範囲だからです。
- 一括処理ツール。ログアナライザーと一括検索を使えば、サーバーログやアドレスのリストを、要約された発信元レポートに変換できます。
限界についての誠実な説明
IP 位置情報が推定するのは、ネットワークが運用されている場所であり、人物がいる場所ではありません。個人を特定することはできず、世帯や番地を割り出すこともできません。IP 位置情報が得意とするのはネットワークフォレンジックです。すなわち、トラフィックの背後にあるおおよそのエリアと事業者を特定し、各項目をどの程度信頼できるかを平易に示すことです。